2022年11月15日玉川学園大学の観光学部、リベラルアーツ学部、文学部、工学部の学生に日本や世界のインクルーシブ教育の現状についてお話しさせていただきました。SDGsやウェルビーイング、多様性をテーマに展開している授業の一コマをいただき、誰一人取り残さない世界の実現に向けて考えていく時、なぜ障がい者のことを考える必要があるのか、ということを学生さんたちとの対話を交えながら考え合うことにしました。
障害学という学問では障害の個人モデルや障害の社会モデルという考え方がありす。簡単にいうと、その人自身に障害があるという考え方と、一方で障害はその人個人の問題ではなく社会や環境にあるという考え方です。授業の中ではまず、学生たちに一枚の写真を見てもらい、その写真のどこに障害(障壁。以下、障壁)があるかを考えてもらいました。車椅子に乗った人に障壁があると考えた学生もいれば、その人の目の前にある階段に障壁があると考えた学生もいて、なかなか皆さんの気づきが鋭く私も感心してしまいました。そして、一番の障壁(バリア)は人々の心であることをお伝えしました。
障害の社会モデルや障壁(バリア)についてもっと知りたい方はこちらからhttps://smirairo.co.jp/blog/post-20220111
そして、インクルーシブ教育の必要性やインクルーシブな社会の実現に向けて個人レベルでできることについて考え合いながら講義を進めていきました。現在私が関わっているモンゴルの幼稚園でのインクルーシブ教育の促進事業についても写真を見てもらいながら伝えさせてもらい現地のインクルーシブ教育やインクルーシブな社会の実現に向けた現状についてもお話しさせてもらいました。
参加した学生からは、「大変興味深く、特にモンゴルでの活動の話から考えさせられることが沢山あった」「日本のインクルーシブの現状も知ることができ、世界レベルでの取り組みにも興味が湧いた」など意見をいただきました。
今回学生さんたちとお話しさせていただき、私が学生の頃よりずっと環境のことや社会問題を自分のこととして捉えている学生が多いのでは、と感じました。大きな問題ををすぐに解決できなくても、まずは身の回りらできることをしていきたい、と語る学生の言葉が印象的でした。
モンゴルでの取り組みも今後少しづつ紹介していけたらと思います。


